再生コンクリートについて
再生コンクリートご使用の願い
いまや地球規模で深刻化する環境問題。
とりわけ先進国では、産業廃棄物の問題に厳しい視線が注がれております。
都市化の進展に伴い、大量に消費されてきたコンクリート廃材の処理についても例外ではありません。
私どもタストン・リサイク株式会社ではその解決への一翼を担うべく、これまで生産・消費・廃棄という道筋をたどっていたコンクリートの再利用を可能にする再生骨材製造技術、並びに再生コンクリート製造技術の開発にいち早く着手。
東京建設廃材処理協同組合を設立して日本初の専用プラントを誕生させるなど、その先駆けとしてこれまで数多くの実績を蓄積、各方面より高い評価をいただいてきました。
又、笠井芳夫教授が委員長の「再生コンクリート技術委員会」のご指導を仰ぎ、限りある資源を有効に、そして人々が豊な暮らしを享受できる地球環境造りを目指し、私達はこれからも挑戦を続けてまいります。
東京建設廃材処理協同組合
理事長 立石 勲
商標登録証
Ｒ.ＣＯＮ （リサイクル・コンクリート）
平成8年3月に東京都が臨海副都心で開催予定だった世界都市博覧会では、『環境にやさしい街づくり』をテーマに、種々のリサイクルへの取組が行われ、弊社は我が国初の試みである『再生コンクリート：Ｒ．ＣＯＮ（リサイクル・コンクリート』を建築分野の構造体に使用するプロジェクトに参画しました。
世界都市博覧会の協会施設を始め、民間パビリオンを含めた会場づくりに再生コンクリートが使用される事が決定し、財団法人日本建築センターから性能評価を取得するなど、関係諸機関より高い評価をいただいた上で、ゼネコン各社様に実施工を行って頂きました。
これまでの室内実験では得られなかった製造・施工に伴う様々なデータを収集・管理し、我が国において再生コンクリートを実用化させていく上で、大きな一歩を踏み出す事が出来ました。
今後は是非皆様にも弊社の『Ｒ.ＣＯＮ』に接して頂きたく御案内申し上げます。
